2014年12月01日

[トラック野郎かるた]

(このネタは2014年2月3日に書いたものです)

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「♪男の旅は一人旅~ 女の道は帰り道~」

男の、男による、男のための映画。
それが『トラック野郎』だ。
(そもそも鈴木則文作品ははすべて男映画!)

1975年に公開されて以来、全10作品が作られた。
主人公のトラック運転手・一番星こと星桃次郎(菅原文太)が、
相棒のジョナサン(愛川欽也)と共に巻き起こす珍道中。
毎回、ゲスト女優=マドンナに惚れては失恋し、
ゲスト俳優=ライバルトラッカーとケンカで友情を深め、
そしてラストは誰かの幸せのために爆走する。

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菅原文太をはじめとする演者が見せる、
堂々たる数々の下品行為がたまらなく美しい。
…そこには男の真実がある!

ニラレバ、大盛りメシ、ビール、赤まむしドリンク。
涙、汗、笑い、義理、人情、友情、愛、ケンカ。
裏切り、窃盗、売春、借金、逮捕、旅情、祭り。
フンドシ、ウンコ、屁、小便、セックス。そして生と死。
この映画には男の人生のすべてが詰め込まれている。

「客席には男しかいない!」「女は相手にせん!」
…そんな東映の「針を振り切った姿勢」に胸が熱くなる。
(「男映画を理解できる女性」もまた、男である!」

鈴木則文監督の「映画は芸術ではない」というイズムにも燃える。
あくまでも映画は大衆娯楽なのだ。
大衆娯楽に徹した作品、それが『トラック野郎』である。

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近年、こんなに関連書物が出た。

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この作品は純然たる大衆娯楽映画である。
「映画=芸術」「映画=女性客主体のメディア」
といった昨今の風潮の中ではなかなか語られる事が少なかった作品。
ゆえにこうした傾向は嬉しい限り。

更に2014年は待望のブルーレイBOXの発売があり、
2015年は公開40周年記念イヤーという事で、
様々な展開が期待される。(サントラ出してほしい…)

もはや「名画」として扱うべき作品だ!
なので地上波テレビでも放映すべきだ!(←ムリ!)

ブルーレイのCMもバンバン地上波でやってほしい。
キレイ事至上主義映画のCMのように、
泣いてる観客に感想を言ってもらったり(もちろんヤラセで)、
文太&キンキンに、
「あなたの一番大事な人と観てください」と言ってもらったり!

そんな『トラック野郎』の名セリフ・名言をかるたにしてみた。
こんな熱いかるたがあれば、最高に楽しいハズ!
ふんどし姿&酒をかっくらいながら興じてほしい!

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『トラック野郎かるた』を始める前にまずは全10作のタイトルを
ゲストキャラ(マドンナ、恋敵、ライバル)と共に紹介。

桃次郎がマドンナに惚れる際には、
背後にキラキラキラ~ッと、ホントに星がきらめきます。
そのわかりやすい定番演出がたまらん!

マドンナに恋をした桃次郎は下品な素性をひた隠しにし、
必死に上品ぶったり、マドンナの趣味や職業に対して
知ったかぶりを見せたりして、近づこう近づこうとする。
が、結局は失恋しちゃうのが毎回のパターン。
最終的に若いイケメン(恋敵)のトコへ行っちゃうのだ…。

ライバルトラッカーとはワッパ勝負をしたり、
拳を交えたりしながら、友情を芽生えさせる。

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第一作『トラック野郎 御意見無用』(1975年8月公開)

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マドンナ=中島ゆたか
恋敵=夏夕介
ライバル=佐藤允(関門のドラゴン)

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第二作『トラック野郎 爆走一番星』(1975年12月公開)

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マドンナ=あべ静江
恋敵=夏八木勲
ライバル=田中邦衛(ボルサリーノ2)

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第三作『トラック野郎 望郷一番星』(1976年8月公開)

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マドンナ=島田陽子
恋敵=永谷吉見
ライバル=梅宮辰夫(カムチャッカ)

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第四作『トラック野郎 天下御免』(1976年12月公開)

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マドンナ=由美かおる
恋敵=誠直也
ライバル=杉浦直樹(コリーダ)

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第五作『トラック野郎 度胸一番星』(1977年8月公開)

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マドンナ=片平なぎさ
恋敵?=南城竜也
ライバル=千葉真一(ジョーズ)

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第六作『トラック野郎 男一匹桃次郎』(1977年12月公開)

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マドンナ=夏目雅子
恋敵=清水健太郎
ライバル=若山富三郎(子連れ狼)

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第七作『トラック野郎 突撃一番星』(1978年8月公開)

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マドンナ=原田美枝子
恋敵&ライバル=川谷拓三

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第八作『トラック野郎 一番星北へ帰る』(1978年12月公開)

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マドンナ=大谷直子
恋敵=亡き夫
ライバル=黒沢年男(Big99)

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第九作『トラック野郎 熱風5000キロ』(1979年8月公開)

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マドンナ=小野みゆき
恋敵&ライバル=地井武男(ノサップ)

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第十作『トラック野郎 故郷特急便』(1979年12月公開)

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マドンナ=石川さゆり

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マドンナ=森下愛子
恋敵&ライバル=原田大二郎(土佐犬)

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それではこの映画への愛をこめて…。
「トラック野郎かるた」発車!

※10人のライバル全員のセリフをチョイスしました。
※下ネタや不適切なワードを含むので、閲覧注意。

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<あ>「アレが好きじゃない男がこの世にいるって言うのか?」

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<第9作 / 一番星(菅原文太)>

ズバリ言い切る桃さん!その通りです。
アレ(セックス)が好きじゃない男なんてこの世にいません!

でも最近は草食化傾向で、
セックス嫌いなそういう男も増えてるとか…。嘆かわしい!
教育として、子供の頃から『トラック野郎』を見せるべきだ!

惚れた相手、夏(小野みゆき)を追跡した桃次郎。
すると牛小屋でノサップ(地井武男)とセクシーな会話を…。
二人が性行為をしてると思いこみ、絶望する桃次郎…。

だが二人は牛の乳しぼりをしてただけ!
(こういった「勘違い」もこの映画の定番)

乳しぼりが終わって出て来た夏に、
「オレにもやらせろ!」と迫る桃次郎。
「そんなにしたいの?(乳しぼりが)」と聞く夏に、
「アレが好きじゃない男がこの世にいるっての言うのか!」と、
襲いかかるのであった。もち拒否されますが。

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<い>「一番星とかいうスターダストは誰ぞ?」

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<第4作 / コリーダ(杉浦直樹)>

いつもはシブイ杉浦直樹がケレン味たっぷりに登場。
一番星たちが安らぐドライブインに現れて、
「スターダスト=星屑」と挑発!

『網走番外地』での健さんとの決闘もアツかったが、
ここでもワッパ勝負&ド派手なケンカで魅せる!
最終的にはお金が必要な一番星に
闘牛(ギャンブル)を勧め、一緒に観戦して一緒に大喜び。

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<う>「運輸省関係の仕事をしてます!」

トラック野郎<う>.JPG

<第2作 / 一番星(菅原文太)>

出ました!桃次郎のカッコつけ!!
美人の前では常に上品ぶって、
平気で嘘八百を並べるのがいつものクセ。

一目惚れした三上亜希子(島田陽子)に、
「運輸省関係の仕事をしてますんで!」と、
素晴らしき口から出まかせを披露するのだった。

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<え>「演歌部なんだ!北島三郎なんかボクのクラスの劣等生でね!」

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<第10作 / 一番星(菅原文太)>

出ました!桃次郎の適当なホラ!!

一目惚れした小野川結花(石川さゆり)が
売れない演歌歌手である事を知り、
「ボクは武蔵野音大に籍を置いた事があるんだよ!」と、
豪快にウソをつく桃次郎。

「クラシックの勉強をしてらしたの?」と聞く結花に
「いや、演歌部なんだ!」と一発でわかるホラを披露。

その後、自ら作詞作曲編曲したという、
「結花に笹げるバーラド」をプレゼント!
古賀政夫メロディの丸パクリ!

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桃次郎は顔に似合わずかわいらしい字を書く…。

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<お>「オレの勝負はデスマッチだぜ!」

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<第5作 / ジョーズ(千葉真一)>

空手映画全盛期の千葉ちゃんは脂が乗り切っております。

一番星とついに決闘の時!先制の蹴りを入れた桃次郎に対し、
「断っとくがよ、オレの勝負はデスマッチだぜ!
お前ら手ぇ出すな!」と仲間を制止し反撃。

『仁義なき戦い』の広能vs大友がここで再現される。
熱く激しく、そしてバカなファイトが繰り広げられる。
途中、ダウンした桃次郎にジョーズの仲間(市川好郎)が
「ダウン!1!2!3!4!5!セックス!」と、
低レベルなギャグを爆発!くだらな過ぎて爆笑!

ジョーズは、故郷の村を原発建設のために失った。
村の大人たちを「カネで故郷を売った連中」と恨み、
「はぐれトラック野郎軍団」として荒れ狂っていたのだった。
原発問題を描いた鈴木監督の先見の明が素晴らしい。

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<か>「金は無くてもね、親から貰った、金を稼げる穴を持ってるじゃないか。
思い切って使ってみたらどうだね?」

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<第8作 / 借金取り(土方弘)>

トラッカー仲間が高利貸しから借金をし、
連帯保証人にされたジョナサンが大ピンチに。
借金をした張本人は失踪し、その娘(舟倉たなき)に借金取りの魔の手が!

「そんな大金、オラにはとても…」と泣く娘に、
決して怒声を上げる事なく、極めて冷静にヒドイ事を言う借金取り。
この言い方が実にいやらしくて冷酷で爆笑!

「金を稼げる穴」とか「思い切って使ってみたらどうだね?」とか、
言葉のチョイスが気持ち悪過ぎるぜ!

借金で迷惑をかけたのは谷村昌彦。
こうした「哀愁溢れる庶民」を演じれば天下一品の俳優さん。
こういった役柄を大得意にしていた。(近年はこういう俳優、いないねえ)

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実写版『忍者ハットリくん』の花岡じった先生や、
『スクールウォーズ』でもお馴染み。

娘を演じたのは舟倉たまき。
『電子戦隊デンジマン』のデンジ姫!

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『燃えろアタック』のキャプテンでもあり、東映テレビ作品や時代劇で活躍した。

そしてその恋人役は新沼謙治!
朴訥な青年という、これ以上ない役柄で登場。

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ギターを抱えて『ごめんよ』を熱唱。
舟倉たまきに向かってひたすら歌いまくるシーンは強烈。
しかも顔面ドアップで!!凄まじい演出だ。

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<き>「今日でなきゃ、できない事もあるさ」

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<第6作 / 一番星(菅原文太)>

ひたすらに下品で本能のままに生き、
美女の前ではウソばっかりついてる桃次郎。
だが最後の最後はいつもカッコイイ。

二枚目スターで銀幕のヒーロー・文太の本領発揮である。

カッコ悪いトコばっかり見せる桃次郎だが、
ラストはいつも「誰かのために爆走」というパターン。
自らを犠牲にしてまでも、人のために尽くす…。
その人情、その男らしさにボクらは号泣する!
だから一番星は愛されるのだ。

一番星は小早川雅子(夏目雅子)にプロポーズしようとするが、
彼女に意中の恋人(清水健太郎!)がいる事を知り愕然とする。
だが雅子の恋人はあと数時間で海外へと飛び立ってしまう。
迷いの葛藤の中、ついていくのをためらった雅子…。

「もう間に合わない」と涙する雅子に対し、
「オレのトラックなら間に合う!」と言い、
強引に乗せて爆走を始める桃次郎。

桃次郎は免停中!(免停にしたのは白バイ隊員・堺正章)。
だがそんな事はどうでもいいのだ。
(雅子)「桃次郎さん、あなたまだ免停中じゃないの?」
(桃次郎)「ああ、今日までだ…。」
(雅子)「今日まで…。明日になれば解けるのに…」
(桃次郎「今日でなきゃ、できない事もあるさ…」

この時の菅原文他のカッコよさたるや!
三枚目キャラが一気に二枚目キャラに変わる。
ヒーローにおける「変身」のごとく。惚れるぜ!

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<く>「苦労を共にしてますからね。
飾ってやるのがトラック野郎の愛情なんです」

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<第4作 / 一番星(菅原文太)>

アカレンジャー誠直也(実はマドンナ由美かおるの恋人)に、
「どうしてトラックを飾りつけるんですか?」と聞かれた桃次郎は、
優しげな表情でこう答える。トラックは相棒なのである。

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<け>「下品な!」

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<一番星(菅原文太)>

桃次郎の定番名セリフ!美女の前ではひたすら上品ぶって、
「ニセ一番星」を演じようとする桃次郎。

そんな時に限って仲間たちは普段通りの会話をしてくるが、
桃次郎は「下品な!」と一蹴!そしてシッシッシと追い払う。

画像は2作目より。太宰治ファンのあべ静江に近づこうと、
太宰の全集をズラリ並べて読書に没頭しようとするが、
男だらけのドライブインにはエロ本が散乱。
それを見て「下品な!」と言って投げ捨てるシーン。

※他の使用例

「ウンチ?下品な!そんなものボクはしませんよ!」

トルコにてセックスしつつ、惚れた相手からの手紙を
「桃次郎さん…今どこで何をしてるのですか?」と音読する桃次郎。
トルコ嬢が「トルコでアレしてます…」と返すと、
「下品な!アレなんかしてません!入ってるだけです!」と、
腰を動かしながらカッコつけるのだった。これぞジェントルマン。

※トルコ=ソープランドの当時の呼称。

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<こ>「コラ!警察ナメちょると木っ端喰らわしちゃるど!」

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<第3作 / 警官(室田日出男)>

トラック野郎たちを取り締まるのは広島県警の警察官!
何という仁義なきコンビ!!恐ろし過ぎます!!
ってことで出ましたピラニアコンビ。
『前略おふくろ様』なんかもあってブレイクしていた頃。

「罰金一万円、減点二点!
聞いとるんか、おどりゃ~!」と責め立てる拓ボン!

この二人の場合、顔だけで笑えちゃうレベル。
当時の東映ファンの観客は大爆笑だった事でしょう。

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<さ>「… 寒過ぎる!」

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<第3作 / 一番星(菅原文太)>

北海道にてカムチャッカ(梅宮辰夫)とのファイト!
その最中で冷凍庫に入ってしまい、戦いながら凍りついてしまった二人。

「いくら北海道でも…寒過ぎる!」と、
抱き合って温め合う二人!

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その後はすぐさまケンカ再開!
ライバルトラッカーとの激ファイトにおける、
死ぬほどくだらないギャグ!これも毎回の定番パターン。

vs杉浦直樹ではミカン箱の中に入ってしまい、
ベルトコンベアで運ばれた後、
二人がミカン箱からミカンまみれで登場するとか、

vs千葉真一では二人とも真っ白な粉まみれになったり、
パチンコ台にぶつかって「777」の大フィーバーに、
二人とも喜んでみたり。(その後再び殴り合い)

vs若山富三郎はチキンになり、食べられそうになる一番星。

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コワモテな二人がここまでボケる!だからこそ面白いのだ。

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<し>「時間がねえんだよ!」

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<第8作 / 一番星(菅原文太)>

夜のドライブイン駐車場はジャリパン(売春婦)の集う場所。
そこへやって来た婦人警官。(『ハレンチ学園』の児島美ゆき)

(桃次郎)「お!今日のはイイジャリパンだぞ!」
(婦人警官)「異常ありませんか?」
(桃次郎)「異常はいいからよ、目覚ましの一発だ!来いよ」
(婦人警官)「何するんです!失礼な!」
(桃次郎)「もう芝居はいいからよ!時間がねえんだよ!」

と、いきなりパンティを脱がしてしまう!
スピード勝負の一番星、サスガです!

でも結局は…「公務執行妨害で逮捕します!」と、
ワッパをかけられてしまう桃次郎。

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駆け付けたジョナサンに、
「ホンモノだった…」と言い残し、警察署に連れて行かれる事に…。

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<す>「スマタ三四郎」

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<第2作 / 須間田三四郎(山城新伍)>

下世話極まりないネーミング。山城新伍、最高過ぎます!

ダッチワイフを相棒にしながらトラックを運転。
男らしいにも程がある!このグラサン、この表情。
誰もマネできない芸術の域と言えましょう。
こうしたド下品ギャグが堂々とスクリーンに大写しに!ステキ!

今は「いかに女性客を呼ぶか」という必死な時代だが、
昭和の東映には「女など相手にしてねえぜ!」という心意気があるね。

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<せ>「背中に桜の代紋背負った日本一の大組織だよ!」

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<第1作 / 一番星(菅原文太)>

小松方正演ずるヤクザの親分チックな警察署長が
「警察はヤクザじゃなか!」と吠えると、

「オレら運転手から見たらよ!背中に桜の代紋背負った、
日本一の大組織だよ!」と返す桃次郎!

(『県警対組織暴力』で刑事を演じた菅原文太は、
まさにそんな極道警察っぷりを見せてくれてました)

「トラック野郎」においては警察は常に敵!
それゆえに…かなり厳しいお小言もあったみたいですが…。
(警察からの注意事項がたくさんあった模様)

でもハッキリ言って爽快!快感!
これぞ大衆娯楽映画の真骨頂!

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<そ>「そんなバカな!」

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<第5作 / ジョナサン(愛川欽也)>

桃次郎の恋は叶わぬもの…。それは誰もが知ってる事。
なのに第5作におけるマドンナ、
水名子(片平なぎさ)へのプロポーズは、な、な、なんと成功!!

思わずジョナサンが叫ぶ。「そんなバカな!!」と!!
もちろん映画館の観客も同じ気持ち!

「好きです。私をお嫁さんにしてくださいますか?
佐渡で待ってます」という予想外過ぎる返答に、
桃次郎も戸惑い、混乱してしまう。

海の上を空中浮遊してしまうほど!(このわかりやすい合成っぷり。
実写版『ドカベン』の拓ボン殿馬が飛ぶシーンのような、
豪快な鈴木則文演出が炸裂!)

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でもプロポーズ成功の後には哀しい結末が…。

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<た>「大学生やったらコレや!『オナニーする女子大生』!コレ!」

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<第2作 / エロ本屋(笑福亭鶴光)>

毎回登場する鶴光!いつも違う役だが、
短い時間でボケまくる飛び道具的存在。

ここではエロ本屋という見事なハマリ役を演じる。
この「いやらしい表情」は人間国宝レベル!

マドンナ瑛子(あべ静江)が太宰治ファンと知り、
早速エロ本屋に買いに行く桃次郎!!
本屋=エロ本屋という凄まじき思考回路にシビれる。

でも当然、勧められるのはエロ本ばかり。
「オレの欲しいのはよ、大学生の読むような文学だよ!」
とキレる桃次郎に、「アンタも好っきやな!
大学生、言うてくれたらいいのに!
大学生やったらコレや!『オナニーする女子大生』!コレ!」と、
ズレたセンスを見せつける鶴光!!

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やっぱこの映画、下世話で下品で低級だわ!(←誉め言葉)

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<ち>「地質学の研究をしてるんです!」

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<第6作 / 一番星(菅原文太)>

フグ中毒になってしまった桃次郎。
古くからの迷信に近い治療法で、砂浜に埋められてしまう。

泡を吹きまくって瀕死の状態だが、
そこに美人の女性(夏目雅子)が通りかかり、
星がキラキラ~っと出て、一目惚れ!

すかさずいつものカッコつけを披露。
「ボク、星桃次郎と言います!地質学の研究をしてるんです!
こうして土の中から出てくる泡の熱を測ってるんです!」と、
埋められたまんまで必死にウソをつきまくるのだった。

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<つ>「罪な男よ、この桃次郎…」

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<第10作 / 一番星(菅原文太)>

二人のマドンナに「惚れられてしまった…」と悩み、
「罪な男よ…」と妄想にふける桃次郎。

「三角関係の辛さは君たちにはわからないだろう…」と、
ドライブインでトラック仲間たちにつぶやくが、
周りは「またいつもの病気か…」といった呆れ顔!

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<て>「点呼~!」

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<ジョナサン(愛川欽也)>

中年チョンガーの桃次郎に対し、相棒ジョナサンは子だくさん。
毎回、各地(ロケ地)に家族旅行し、
「点呼~!」と並ばせるのが定番パターン。

「松下幸之助!幸次郎!ミチコ!ハナコ!サヤコ!」

父ジョナサンも、小さい子の識別ができてません!
シリーズごとにカアちゃんが妊娠→出産し、
続々と誕生して行くジョナサンファミリー!

ちなみに長男・幸之助役の子は『怪傑ライオン丸』の小助で、
次男・幸次郎役の子は『ウルトラマンA』の梅津ダン!

このジョナサンのお子さんたちが全員で、
桃次郎行きつけのトルコで遊ぶシーンは圧巻。

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<と>「父ちゃん…、久しぶり」

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<松下君江(春川ますみ)>

大量のお子さんを産んだ肝っ玉カアちゃん!
彼女もまた重要な『トラック野郎』の
レギュラーメンバーの一人だ。

ジョナサンが長期間、旅に出て帰宅するといつも
「父ちゃん…久しぶり(に子作りしよう)」と迫る!

ビビるジョナサン。
生卵を飲ませられたり、精力の付くものばかり食卓に。

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でも何だかんだ言って絶倫っぷりを見せるジョナサン。
ジョナサン一家の大家族の風景もまた、
この映画の庶民的な楽しさを物語る要素。
桃次郎も家族ぐるみの付き合いで和気あいあい。

カアちゃん役の春川ますみさんの包容力が素晴らしい。
『暴れん坊将軍』でもおかみさんの役がハマっていた。
彼女こそ、この映画の真のマドンナと言えましょう。

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<な>「流れ星になって消えても、知らねえぜ!」

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<第2作 / ボルサリーノ2(田中邦衛)>

一番星とのワッパ勝負(公道でのレース!)を前に、
ニヒルなセリフで決める男。その名も「ボルサリーノ2」!

カッコ良過ぎて失禁しそう!いや~やっぱ田中邦衛ですわ。
すべてが最高!キザにキメまくる姿が実に笑えます。
ボルサリーノ軍団の小林稔侍の迫力も見逃せません。

二人のフルコンタクトのケンカは、
『仁義なき戦い』の後に見ると気分スッキリ。
(広能vs槙原に置き換えて見よう!)

しかも邦衛さん、ブルース・リーばりのポーズや、
モンゴリアンチョップ風のワザを繰り出したり、
予測不能のファイティングスタイルを披露!!

ケンカ後は男の友情が芽生える。
やがて一番星のピンチを救うために登場。
感謝の言葉を受けるボルサリーノの、
「浪花節はキライだった言ったハズだぜ!」
というセリフも死ぬほどかっちょいい!

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<に>「日本列島一人旅、車が女房よ!」

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<第1作 / 一番星(菅原文太)>

行きつけのトルコにて「桃さんは結婚しないの?」と聞かれ、
熱過ぎる一言!これぞトラック野郎の心意気。

一番星号にもその言葉が!
まさにこのトラックは、桃次郎そのもの。
一心同体。桃次郎の魂と言ってもいい。

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時には空を飛ぶ事もできる一番星号!万能トラック!
(もちろん飛ぶシーンはミニチュア特撮!しかも特撮スタッフはあの成田亨だ!)

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<ぬ>「濡れてる…!?」

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<第2作 / 警察官・赤塚(なべおさみ)>

警官・赤塚(なべおさみ)の片想いの人は、
バキュームカー運転手・千秋(加茂さくら)。

だが千秋は桃次郎に片想い…。千秋の弟分(関根勤)から、
「千秋ねえさんと桃次郎さんは両想い」と聞かされ、ショックを受ける赤塚。

関根勤のミスによってバキュームカーのウンコを浴びてしまった桃次郎。
その衣服を洗濯してもらうために千秋の部屋へ。

千秋の部屋には桃次郎がいる…。
玄関の前で思わず盗み聞きする赤塚…!

すると
(桃次郎)「いいじゃねえか!」
(千秋)「まだ早い…。こんなに濡れてる…」という会話が!!

「濡れてる…!?」と声に出し、
完全に「あっち方面」の妄想をしてしまう赤塚。

実際は、桃次郎が乾いてない洗濯物を着ようとしてるだけ。

(桃次郎)「かまわねえよ!」
(千秋)「う~ん、せっかちね」
(桃次郎)「時間がねえんだよ!さあ~行くぞ!」

ってな感じで会話が繰り広げられ、
完全に意気消沈してしまう赤塚。毎度お馴染みの、
「普通の会話をセックスと勘違い」という定番ネタ。
…ホンットにバカ!!でもこのバカさが好き!!

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<ね>「ねえ、今度は私とコンタクトしない?」

トラック野郎<ね>2.JPG

<第7作 / 小百合(樹れい子)>

何という強烈フェロモン!
ドエロ過ぎるグラドル・樹れい子が桃次郎を誘惑!!

第7作の桃次郎はUFOにどっぷりハマっていた。
(時はまさにUFOブームの頃。)フェリーの上でも望遠鏡を覗き、
UFOとのコンタクトを試みる桃次郎。

そこへ「ねえ、今度は私とコンタクトしない?」の声。

「これが第一種接近」と手を触れ、
「これが第二種接近」と手を胸に!
「第三種接近は…降りてから!」

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桃次郎のドギマギ顔がキュート!

(※第一種接近はUFOを至近距離から目撃すること、
第二種接近はUFOが周囲に何かしらの影響を与えること、
第三種接近はUFOの搭乗員と接触することを言う)

で、もちろんコレは色仕掛け詐欺!
(仕掛けたのはせんだみつお演ずる玉三郎)

フェリーで色仕掛け詐欺に遭うのはこれで2度目の桃次郎!
他の回でも見事に騙されちゃってます。
でも…男ならばその気持ちは理解できる!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<の>「乗れよ!」(川谷拓三)

トラック野郎<の>.JPG

<第7作 / 矢野駿介(川谷拓三)>

珍しく二枚目キャラの拓ボン!
海洋学者として様々な研究に没頭。
クールでシブい、モテキャラ。…らしくない!!(笑)

鈴木監督は「今回は拓ボンに華を持たせよう」
と思って起用したとか。

ひょんな事から大ゲンカになった桃次郎と駿介。
駿介=拓ボンはなかなかの強さで、
桃次郎を海で溺れさせ、失神させてしまう。
(『仁義なき戦い』の広能と西條の関係性や、
『県警対組織暴力』の時とはまったく逆!)

その後…。

マドンナ・イルカ調教師えり子(原田美枝子)が飼育してた、
愛するイルカがプールから海に逃げ出してしまう。
桃次郎はボートで追いかけようとするが誰も協力してくれない…。

そんな困ってる所に「トラックの兄さん!もう一度
くたばりたかったら、乗れよ!」という拓ボンの声が!

昨日の敵は今日の友。
二人の協力によってイルカが見つかり、無事に帰還するのだった。

トラック野郎<の>2.JPG

でもえり子は桃次郎ではなく、駿介の元へ…。

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<は>「バカ野郎!死んだらどうすんだこの野郎!」

トラック野郎<は>3.JPG

<第4作 / 死体(由利徹)>

一番星vsコリーダのワッパ勝負!
その猛スピードに、すれ違った霊柩車が崩壊!
棺桶が飛び出て、死体が起き上がる。
「死んだらどうすんだこの野郎!」

この誰が見ても笑える低俗ギャグ!!
これぞ由利徹のプロフェッショナルなお仕事!

由利徹は鈴木則文監督作品のレギュラー。
『トラック野郎』もほぼ全作品出演し、
数秒~2、3分しか無い登場シーンで、
必ず笑いを取って消えて行く「飛び道具」だ。

どの作品でもスベリ知らずの由利徹。
あの名作ギャグ「おしゃ、まんべ!」も披露している。
当時の客席は拍手喝采だったに違いない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ひ>「人が生きるか死ぬかって時に、市民もヘチマもあるか!」

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<第7作 / 一番星(菅原文太)>

大ケガをした駿介(川谷拓三)をトラックで病院に運ぶ桃次郎。
だが日曜日という事もあり、病院をたらい回しにされる。

そして大病院の院長(金子信雄)に、
「医者だってな!診療時間以外はキミと同じ一市民なんだ!」と言われ、
一番星の怒りが爆発する!!

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「人が生きるか死ぬかって時に、市民もヘチマもあるか!」

キレた桃次郎は金子信雄はシバきまくる!!
何て気分がイイ光景なんだろう(笑)
これは『仁義なき戦い』を見た後に見るべき!
山守に制裁を加える広能昌三!!

「出た!血が出た!」と喚く院長。

トラック野郎<ひ>3.JPG

「バカヤロウ!てめえが見捨てた病人はてめえの100倍も血を流してんだぞ!」
「もっと流せ!たらい回しにされた患者の苦しみがわかるはずだ!」と、
色んな恨みを晴らすかのように殴りまくる桃次郎。
この時の桃次郎の姿はヒーローそのものだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ふ>「故郷は遠くにありて思うもの…。
近くにありて匂うもの!故郷はいいなあ~」

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<第5作 / 一番星(菅原文太)>

シブ~く桃次郎がつぶやく。「オレもふるさとに帰るか…。」

…場面変わって場所はトルコ!
そう。桃次郎の帰る場所はトルコ!

っつーか行きつけのトルコの名が「ふるさと」なのだ。
そして馴染みの嬢たちの匂いを嗅ぎながら、
「故郷は遠くにありて思うもの。
近くにありて匂うもの!故郷はいいなあ~」と熱い名言。

トラックを住居とする桃次郎にとっては、
このトルコが別宅。手紙や贈りものは全部ここに届きます!
嬢たちと遊んでる最中でも支配人がやってきて、
「桃さん、手紙が届いてますよ!」とか、
「桃さん、お客さんですよ!」とフツ~に通しちゃう。

いや~憧れますな!この堂々たる男らしさに!
トルコでの桃次郎は嬢たちに荷抜きの土産をふるまい、
一緒に食事して、和気あいあいの団らんを楽しむ。
『トラック野郎に』は欠かせない場所だ。

だが人気映画となり、観客にお子さんも増えた事で、
やがてトルコ描写は姿を消すことに…。残念過ぎる!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<へ>「ヘタな歌だなあ。まだこんな奴、芸能界でウロウロしてんのか!」

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<第8作 / Big99(黒沢年男)>

黒沢年男演ずるBig99登場!
アフロ、グラサン、皮ジャン!濃い~男くささが爆発。
子分にしたせんだみつおを乗せ、ラジオから流れる曲を聴くBig。

「ヘタな歌だなあ~!」と文句を言うが、
その曲は黒沢年男の曲!(笑)ハイレベルなギャグが炸裂です。
Big99が歌手・黒沢年男をディスりまくり。

「どうせきっと、また干されますよ!」
「こんな恥知らずな奴の顔が見たいですよ!」と、
歌手・黒沢年男に対して罵詈雑言のせんだみつお!
本人が隣にいるっつーの!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ほ>「ボルサリーノ2!…てめえが忘れても、オレは忘れねえぜ!」

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<第2作 / ボルサリーノ2(田中邦衛)>

ボルサリーノ初登場シーン。タメてタメて、
「ボルサリーノ…ットゥ~!」と名乗る邦さんのカッコよさ!!

どう考えても「抱かれたい男ナンバーワン」だろ!
独特の口調もマネしたくなる。

元警察官のジョナサンに取り締まられた過去を持ち、
執拗に追いかけて復讐しようとするボルサリーノ。
悲しい心の傷も背負っており、それを吐露する場面は圧巻の芝居。濃いけど…。

ボルサリーノを筆頭に『トラック野郎』には個性的で魅力的な
ライバルトラッカーたちが登場するが、
彼らは皆、心に悲しい過去を持っていたりする。

そうした悲しみをすべて桃次郎が全身で受け止める。
あの眉間のシワで受け止める。
心を裸にしてぶつかり合った時、男は素直になるのだ。
そしてツッパってたライバルたちが「仲間」になる。
この定番の流れがたまらなく気持ち良いから、
『トラック野郎』はやめられないのである。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ま>「マヤ!いくら追って来ても、お前と一緒になる気なんかねえぜ!」

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<第5作 / ジョーズ(千葉真一)>

マヤ(夏樹陽子)に愛され、追いかけられるジョーズ!
千葉ちゃんが男性ホルモン爆発のシャワーシーンを披露!
(ワキ毛を堂々とカメラに見せ、バッシャバシャ洗う!)

そこへ入って来るストーカーばりのマヤ。
だがジョーズは興味ナシ。
「いくら追ってきてもムダ」と相手にしない。

ありえないぜ!サスガ千葉ちゃん。
フツ~、フェロモン異常過多の夏樹陽子に迫られたら、
男は誰だって即OKしちゃうハズなのに…。

でもしつこく抱きつくマヤに、
「え~い、めんどくせえな!」とばかりに後ろ髪を引っ張り、

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シャワーが流れ出る中…、豪快なディープキス!凄まじき野性っぷり!

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これぞ男!これぞ東映!!

ロマンティックなどクソ食らえ!
男のラブシーンはひたすらにワイルドであれ!!
見習いたいです、千葉ちゃん!

この映画では基本的に「性欲を解消するためのセックス」が描かれてる。
メシの食い方もすさまじいまでに下品で、
これまた「食欲を満たすための食事」って感じ。
男向けの映画だから、それでいいのだ。
女性向けの気遣いなど無用!…そんな気概が伝わってくる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<み>「見るからに大酒飲みで、悪質なマフィアみたいな顔」

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<第6作 / 一番星(菅原文太)>

一番星による、子連れ狼こと若山富三郎の評である。
あまりにもヒドイ言い草!
文太さんにとって親分的存在の若山先生に、
そこまで言っちゃっていいんでしょうか!(笑)

ライバル子連れ狼はマドンナ雅子の義兄。
雅子が「姉と別れて義兄さんは酒に溺れた」と告白。

それを聞いた桃次郎。「見るからに大酒飲みで、
悪質なマフィアみたいな顔してますからねえ!」
更に「ひょっとしたら大麻もやってるんじゃないでしょうか!」と畳みかける!
言い過ぎ言い過ぎ!あと若山弟の事を考えると、シャレにならん!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<む>「昔、桃太郎。今、桃次郎」

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一番星号の背に書かれた文字。星桃次郎のキャッチコピー的な。
イカすぜ!!※9作目の一番星号のバックショット。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<め>「迷惑だぜ…。
オレに惚れてるのはお前だけじゃないんだ。星の数ほどいるんだよ」

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<第10作 / 一番星(菅原文太)>

マドンナ小野川結花(石川さゆり)に
強引な勘違いのままプロポーズした桃次郎。

長年、ドサ回りの苦労をしていた結花は前日、
大手レコード会社からのオファーを受け、
この日までに大阪のコンサートに向かう事になっていた。
ビッグチャンスを手にした結花だが、

熱烈な桃次郎にその事を打ち明ける事が出来ず、
時間だけが過ぎて行く…。そしてチャンスを捨てる境地に達する。
「こんなに愛されるなんて幸せ」と思った結花は、
歌手としての成功よりも、桃次郎の愛を選ぶ。

そう。この回は何と。ついに。
桃次郎のプロポーズが成功してしまうのだ。
(5作目でも片平なぎさへのプロポーズは成功するが、
その後悲しい結末が待っていた…)

幸せそうにデートをする二人。「私、イイ奥さんになるわ」と、
今までに無いパターンが展開されていく。

が、そこに歌手仲間がやって来て、
「なぜここに?大阪に行かなきゃダメでしょ!」と結花を説得。
「もういいの。歌手は諦めた」と言う結花に驚く桃次郎。

ここからの桃次郎がカッコ良過ぎるのだ!

「歌手への夢を諦めたら、一生後悔する!」と、
結花をムリヤリトラックに乗せてフェリー埠頭へ爆走!
「お願い止めて!私、歌への未練はもう無いの。
あんたの奥さんになりたいの!」と懇願する結花に、
「バカヤロウ!!歌の事だけ考えてりゃいいんだ!」と、
自らの幸せよりも、結花の幸せを選択し、走る桃次郎。

必死の思いで到着し、フェリーの時間に間に合った二人。
桃次郎は結花に別れを告げる。「レコードが出たら、
オレが千枚でも二千枚でも買って応援するから。
…大歌手になるんだぜ!」

そうしてフェリーに乗り込む結花だが、
桃次郎への愛が燃えあがり、寂しさに耐えきれずに引き返す。
運転席の桃次郎に向かい、叫ぶ!
「桃次郎さん!私、あんたの奥さんになる!ホントよ!」

トラック野郎<め>.JPG

すると桃次郎は「迷惑だぜ…。オレに惚れてるのはお前だけじゃないんだ。
星の数ほどいるんだよ」と去っていく…。

泣いた!!全シリーズで最も切ないシーンかも。
我々、男としては桃次郎への愛しさが倍増するセリフ。

結花の幸せのためには自分の存在は邪魔だと思い、
桃次郎は去っていったのだ。
石川さゆりの芝居、目、声も実に素晴らしい。
鈴木演出もたまらなくセンチメンタル。

ラストシーンは成功を手にした結花が、
大勢の観客の前で歌いあげる場面で終わる。
これが『トラック野郎』全シリーズの最終回となってしまったが、
実にふさわしいラストシーンだったように思う。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<も>「もしオレが勝ったら、
酔いつぶれたお前のケツからズブリブチ込むぞ!」

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<第9作 / 一番星(菅原文太)>

キメる時はどこまでもカッコイイのに、
こんなド下品なセリフも言っちゃうのが桃次郎の真骨頂。
そして高倉健や鶴田浩二には無い、菅原文太の魅力。

夏(小野みゆき)とのどぶろく飲み比べ競争にチャレンジ。
「もし勝ったらブチ込む」宣言をするが
結果は敗北!ぶっ倒れてしまう桃次郎。
でも彼女のキップの良さに惚れてしまうのだった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<や>「山猫だ!」

トラック野郎<や>.JPG

<第9作 / ノサップ(地井武男)>

シリーズで最もワイルドなマドンナ・小野みゆき演ずる夏。
桃次郎は夏を「メス猫」と呼ぶが、
それを聞いた謎の男・ノサップが、
「メス猫じゃねえ。山猫だ!」と言いながら登場。

ノサップ=地井武男もこれまたワイルド!
クールで暗い陰を引きずり、夏を愛する二枚目キャラ。

『トラック野郎』の歴代ライバルは皆、
コメディ要素も持ち合わせているのだが
このノサップにはそういったトコがなぜか一切無い。
チイチイのコメディ芝居、見たかったのに。

※第6作までは定番の黄金パターンの展開で、
下ネタもギャグも満載だったけど、
7作以降はマンネリ打破のために作風が少し変わった印象。
後半はギャグが少なめになって、重い話が増えた感。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ゆ>「ゆるくねえど~!」

トラック野郎<ゆ>.JPG

<第3作 / カムチャッカ(梅宮辰夫)>

北海道のトラック野郎・カムチャッカ!!
当然、北海道弁で吠えます。
「ゆるくねえど~!」「たくらんけ!!」などなど。

「ゆるくねえど~!」は「簡単じゃねえぞ!」的な。
「たくらんけ!」は「このバカモン!」的な。

ちなみにカムチャッカの本名は大熊田太郎次郎佐衛門!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<よ>「よし!一世一代のスピード違反だ!
警視総監に言っとけ!パクれるもんならパクってみろとな!」

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<第5作 / 一番星(菅原文太)>

世界一男らしい法律違反宣言!!しかも警察署にて宣言!
ジョナサンのピンチのために、爆走を誓う桃次郎。
まさにこの世界では「警察=敵」なのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ら>「ラッパなんかいくら付けても女にモテるわきゃぁない!
屁みたいなもんだわ!」

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<第1作 / トラック部品店主(南利明)>

脱線トリオの盟友・由利徹と並ぶ、
鈴木則文作品のトレードマーク的俳優、南利明。
「ハヤシもあるでよ!」で一世を風靡した男。

毎回違う役で登場しては、名古屋弁のアドリブセリフでギャグ飛ばしまくり。
文太&キンキンも、笑いをこらえていたのでは!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<り>「離婚届が何だ!ただの紙切れじゃねえか!」

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<第4作 / 一番星(菅原文太)>

失恋直後の桃次郎…。自らの悲しみを心にしまい、
彼は人のために走る!義理と人情のために走る!

ひょんな事からその命を救った、
坂口千津(松原智恵子)のために…!

旦那が失踪し傷心状態の中、
生まれた赤ちゃん・桃子と共にドライブインで働く千津。
途中で桃次郎に恋心を抱いたりもしたが、
やがて別れた旦那が、ジョナサンによって発見される。

事故で重傷を負っているという元旦那。
「急いで病院へ行け」という周りの声に千津は、
「離婚届を出してしまったので、もう会えない」と躊躇。

桃次郎の叱責が響く!「バカヤロウ!」
「離婚届が何だ!ただの紙切れじゃねえか!」
桃子の父親はな、世界中になった一人しかいねんだよ!」
そして千津を乗せて爆走する一番星号。

病院に着き、再会を果たす二人を見守りながら、
桃次郎は自らの結婚のために貯めた札束をそっと置いて去っていく…!

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泣ける!!まさに義理と人情!

それに気付いた千津は驚き、
すぐさまお金を返そうと、桃次郎を追いかける。

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だが…。

そこにあるのは、雪の上に残る車輪の跡だけ…。
桃次郎は何も言わず、二人の幸せを願って消えて行く。

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カッコ良過ぎてシビれる。
娯楽映画はこれくらいわかりやすい浪花節であるべき。
やっぱ教育として若い連中に『トラック野郎』を見せなきゃダメだわ!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<る>※「いつかきっと逮捕して、締め上げてやる!」

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<第8作 / 二代目花巻の鬼台貫(田中邦衛)>

※「る」で始まるセリフが見つからなかったので、
語尾に「る」が付く印象的なセリフをチョイス。

ボルサリーノとして旋風を起こした田中邦衛が、
再び違う役で登場!今度は一番星を執拗に狙う鬼警官!
エキセントリックな芝居が大爆発してて、
一挙手一投足すべてが面白い!爆笑!

今回の邦衛さんは、血管ブチギレそうなほど叫びまくり。
一番星との熾烈な戦いの最後には、
感動のラストシーンが待っております。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<れ>「礼ならよ、トラック野郎みんなに言ってくれ」

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<第3作 / 一番星(菅原文太)>

ジョナサンが招いたミスが、北海道のトラック野郎全員のピンチに。
急いでこの荷を届けなければすさまじい損失が生まれてしまう…。
そんな時、一番星が立ちあがる!

カムチャッカが「おめえには行かせねえど!」と、
自ら大爆走を決意し、一番星を制止。
だが桃次郎は殴りつけて失神させる。
新婚直後のカムチャッカに、
「悪く思うな…今から嫁さん貰う男を、
死なせるわけにはいかねえんだ…」と言い残して出発。

夏の灼熱の道路によってタイヤが焼ける危険があり、
目覚めたカムチャッカは「タイヤ交換をさせるんだ!」
と仲間に指示するものの、そんな時間は無く、
ひたすら走り続ける一番星号。

そこでトラック野郎たちは一番星号を待ち伏せし、
道路にバケツリレーで水を撒き、タイヤを冷やす作戦を決行。

これが功を奏して、無事に到着。着いた途端にタイヤが破裂し、
窓ガラスに顔面を強打し流血する桃次郎だが、「大丈夫だ…」。

多くの「ありがとう!」の声を浴びながら、
「礼ならよ、トラック野郎みんなに言ってくれ」と、
どこまでもカッコイイ桃さんであった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ろ>「六年前の闘犬(イヌ)のケンカのケリをつけに来たがじゃ!」

トラック野郎<ろ>.JPG

<第10作 / 土佐犬(原田大二郎)>

イケメンチックな若きライバル、
龍馬號を駆る竜次=原田大二郎!
(一番星からは土佐犬と呼ばれる)

六年前に闘犬で敗北。その際に戦った悪党のセコイやり方に怒り、
ず~っとリベンジを狙って生きてた男。

そしてついにその時!
だが桃次郎にとっても悪党は憎き相手だった!
(結花のような若い歌手を食い物にする地元の大物)

そんな悪党を演じるのが安部徹!
東映任侠映画でお馴染みのお顔!
サスガに堂に入った芝居っぷり。

安部徹が巨悪としてそこにいるだけで、
往年の東映勧善懲悪映画のような雰囲気になるね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<わ>「わしゃあ、関門のドラゴン言うもんじゃ!」

トラック野郎<わ>.JPG

<第1作 / 関門のドラゴン(佐藤允)>

記念すべき1作目のライバルは和製ブロンソン・佐藤允!
いやあ~イイ顔してるわ、やっぱ。
ブルース・リーブームの影響を受けたネーミングも実にイイ。

こういう加齢臭が漂ってそうな男たちが、
フルコンタクトでぶつかり合う映画…。
最高過ぎてハートが震えるぜ!
「ワシ」っていう一人称が似合う男になりたい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<を>「男の生き方は飾りじゃなか!中身じゃっど!」

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<第6作 / 子連れ狼(若山富三郎)>

子連れ狼こと若山富三郎。凄まじき顔面力に酔いしれる!
実際に小池一夫の『子連れ狼』の初代・拝一刀を演じた若山先生。
コレはそのパロディ的キャラだ。

トラック運転手の中で彼が異質なのは、
デコレーションを一切付けていない事。
黒一色のトラックはなかなかシブい。

だが息子はデコレーションがうらやましい。
他のトラックのように飾り付けしてほしい…。
そんな子に対し「男は中身!」と一刀両断。

だが一番星とのケンカ→友情→妻との復縁を経て、
最後は飾りを付けたデコトラを颯爽と運転する事に。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ん>「んだば、もういっぺん聞きます!
コイツは確かに、あんたのスカートめくったんすか?」

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<第8作 / 二代目花巻の鬼台貫(田中邦衛)>

売春婦と間違えて豪快にパンティを脱がし、
婦人警官・児島美ゆきに逮捕された桃次郎。

連れて行かれた警察署にて、邦衛の取り調べスタート!!

まずは婦人警官に事情を聞く。
※『北の国から』では五郎とこごみの関係!

桃次郎は手錠をかけながら堂々と、
「ジャリパンと間違えただけだよ!」と絶叫。

「婦人警官のパンティに手をかけて、
なんにもしなかっただと~!?」とキレる邦衛だが、
そのうちにその話はどうでも良くなって、

「てめえみたいな不良運転手がいる限り、
日本の交通戦争は無くなんねえんだよ~!」と、
邦衛キック炸裂!!キレまくってる邦さんが堪能できます!

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~~~~~~~~~~~~~~~~~
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以上、「トラック野郎かるた」を妄想してみました。
ホントにこんなグッズがあればいいのに!!

今回は主に一番星のセリフを中心にチョイスして、マドンナたちのセリフは入れませんでした。
まだまだ名セリフがたくさんあるので、いつかPART2を書いてみたいと思っております。
posted by 一番星、 at 17:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

[仁義なき戦いかるた]

(このネタは2010年3月20日に書いたものです)

アカデミー賞映画なんてこれっぽっちも興味がねえ!
異性と「好きな映画」が一致した事なんて一度もねえ!

男たちよ、感動映画や恋愛ドラマばかり見てる場合じゃない!
そんなキレイ事ばっかり見てたらEDになっちまうぜ。
もっとギンギンであれ、もっとビンビンであれ!

…ってことで『仁義なき戦い』です。

濃過ぎるくらいに濃い名優たちが次々と登場し、
画面狭しと「顔面パワー」を見せ付けあう男映画。
眉間にシワが寄る!低い声の怒声が飛び交う!
組んずほぐれつのアクションにカメラが揺れまくる…。

キレイ事ゼロ、人間の本能、卑怯さ、セコさ、
欲深さ、ズルさ、情けなさ、バイオレンスが満載の、
『仁義なき戦い』はまさに面白人間祭り!

でも女性ファンも意外と多いみたいですよ。
ヤクザ映画が好きな女性の事を世間では、
「ヤク女(やくじょ)」と呼ぶらしいし。(呼ばねえよ!)
さらに『仁義なき戦い』ファンの女性を、
「仁女(じんじょ)」と呼ぶとか…(だから呼んでねえってば!)

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そんな『仁義なき戦い』が大好きな野獣系のみんな~!
「仁義なき戦い・名セリフかるた」でもやろうぜ!

親戚が集まった時に…、合コンの時に…、
女の子同士のパジャマパーティの時に…。
色んな場所で、このかるたをして楽しんでほしいな。
ただし遊び半分でやってはいけません。命懸けです。

「“仁義なき戦いかるた”言うたら、
殺(と)るか、殺(と)られるかの二つしかありゃせんので!
いっぺん後手に回ったら、死ぬまで先手は取れんのじゃけん!」
と、菅原文太風に声を荒げて戦いの開始を宣言しましょう。

そして低~い声で読み札を読み上げてください。
成田三樹夫に「ゴザまけや!」と言われようとも続けてね♪

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『仁義なき戦い』は1973年に公開。
広島で起こった実際の事象を元にして創られた実録ヤクザ映画。

監督・深作欣二、脚本・笠原和夫という、
日本映画界の至宝による最強タッグ!

全五部作の連続ストーリーから成っている。
第一作『仁義なき戦い』
第二作『仁義なき戦い・広島死闘編』
第三作『仁義なき戦い・代理戦争』
第四作『仁義なき戦い・頂上作戦』
第五作『仁義なき戦い・完結編』(五作目のみ脚本・高田宏治)

主演の菅原文太や親分の金子信雄、さらには田中邦衛、
山城新伍などは登場から完結編までずっと同じ役柄なのだが、
松方弘樹とか梅宮辰夫らは一作目に登場し、死んでしまう。

でも…せっかくのスターがもったいない…、
ってことでその後、思いっきり別人の役で堂々と登場しちゃいます。
川谷拓三とか八名信夫なんかは毎回殺されて、毎回復活!
そんなカオスっぷりも『仁義なき戦い』の魅力だ。

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ではでは行ってみましょう。殺(と)ったれや!!

<あ>「あとでミス広島抱かしちゃるけえ!」

仁義かるた<あ>2.jpg

<第三作 / 広能昌三(菅原文太)>

プロレスの興行を請け負った広能。
『デンジマン』のバンリキ魔王こと大前均が演じる
プロレスラー若松にハッパをかけるために、素敵な男約束!(口から出まかせだが…)

「ミス広島」っていうワードの絶妙さがたまらんね!
男なら一度は言ってみたい、言われてみたい、抱いてみたい!

プロレス界の裏部分を描写しちゃってるのも貴重である。
外人に反則負けという「ブック」を強引に変更し、
控室で乱闘→遺恨試合という無理な「アングル」でやり直しさせちゃうプロモーター文太!
いやあ~、なかなかヤバくて最高です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<い>「言うなりゃアレらは、オメコの汁でメシ食うとるんど!」

仁義かるた<い>.JPG
<第二作 / 大友勝利(千葉真一)>

チバちゃん大暴走!!
いや~この作品の千葉真一はスゴかった。まさに「狂犬」そのもの。

こんなドギツイセリフも堂々と言っちゃいます。
千葉真一演ずる大友がライバル視するヤクザは、
要は売春をして金を儲けているのだが、
それをこのような粋なお言葉で比喩表現。

『仁義なき戦い』は汚い言葉のオンパレード!
(だがそこにこそ、生きている人間の熱き血と、
感情のほとばしりが描写されているのである)

映画を観た後は感覚がマヒしちゃって、
日常生活でもドギツイセリフを吐いちゃいそうで怖い…。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<う>「牛のクソにも、段々があるんで!」

仁義かるた<う>.jpg
<第五作 / 大友勝利(宍戸錠)>

千葉真一が演じた大友の老後は、
宍戸錠が担当!!(いわゆる「二人一役」)

しっかし宍戸の顔面はスゴイ。特殊メイク?っていうくらいの顔力。

「物事には順序ってものがある」という事を、
「牛のクソ」で例える大友!キュートですね!
こういう汚い言葉で表現を出来る男になりたいよね!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<え>「ええ~ケツしとるのう~」

仁義かるた<え>.jpg
<第五作 / 山守義雄(金子信雄)>

この作品の主人公は菅原文太だが、
陰の主人公は金子信雄演ずる山守親分であろう。

言うなりゃこの人こそ諸悪の根源。
ケチで二枚舌で自己保身ばかり考える男。
松方弘樹にも「山守の下におって、
仁義もクソもあるかい~!」と言われる始末だ。

そんな山守親分の得意技はセクハラ!
金子信雄の芝居っ気やアドリブも相まって、
と~ってもスケベなキャラになってます。

葬儀の場において、喪服姿の野川由美子のケツを見つめ、
「ええの~、ありゃエエ!」と絶賛。
山城新伍からも「ヨダレ出てますよ!」と言われるほど。
しかも指はSEXの暗喩サイン!

「お父ちゃんはお金、いくらくらい持っとるん?」と女に聞かれ、
「お父ちゃんはおまえの好きな金の玉、二つ持っとる!」と、
世界トップクラスのセクハラ発言をかましてくれるシーンも素敵。
男の夢を体現する男、それが山守親分!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<お>「おかげさんで、若頭にさせてもらいましたけん」

仁義かるた<お>.jpg

<第三作 /早川英男(室田日出男)>

強烈なこの顔…!!!(笑)
室田日出男もまた「顔面力」が異常に強い役者。
出てくるだけで面白い、というレベルだ。

裏切り行為をしたくせに、
何事も無かったように若頭の地位を手に入れ、
得意満面で「どうだ顔」をしながらの一言である!

『仁義なき戦い』における「四大悪人」の一人だ。
(他の三人は金子信雄、田中邦衛、山城新伍。
コメディ色の強いメンバーゆえに憎めない!
彼らの悪どい顔を見てるだけで爆笑だぜ)

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<か>「顔に電気がつくわい!」

仁義かるた<か>.jpg

<第四作 / 拳骨ラッパ(吉田義夫)>

『悪魔くん』のメフィストこと、
「寅さん」の夢シーンでおなじみの吉田義夫が演ずるは、
義西会組長・岡島(小池朝雄)の小学校時代の恩師。

その愛称は「拳骨(ゲンコツ)ラッパ」!
何だかワケわからんけどやけに耳に残る!

「顔に電気がつく」というのは、
顔が赤くなる事の比喩。照れてしまうという意味だ。

そんなステキな先生や同窓生(カタギ)との温泉旅行で、
風呂上りにド派手に志賀勝に射殺される小池朝雄!
刑事コロンボの声でうめきまわり、
思いっきりカメラに血しぶきを飛ばせて絶命です。
(血糊が付着しちゃって全然見えないのに、
そのまま「OK!」しちゃう深作監督もスゲエ)

その後の志賀勝の「あんたら見とった通りじゃ」もまた、
最狂の名セリフの一つ。(ら行はすべて巻き舌でしゃべる!)

仁義かるた<か>4.jpg

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<き>「兄弟分のワシに内緒にしとくなんて、三千世界のどこにある!」

仁義かるた<き>.jpg

<第三作 / 相原重雄(遠藤辰雄)>

弱腰親分・打本の適当っぷりを嘆く、遠藤辰雄のアダルティな魅力!

日本酒のおちょこを持ちつつ、その指に挟むタバコ…。オトナだね!
菅原文太に向かって溜め息混じりに、打本(加藤武)の行動にダメ出し。

兄弟分のワシに大事な事を内緒にするなんて、
そんなヤツどこにおる?と言うところを、
「三千世界のどこにおる?」とインパクトの強い言葉をチョイス!

時代劇では「いかにも悪人!」という役ばかりの、
稀代の悪役俳優・遠藤辰雄によるクドイ口調が魅力的です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<く>「呉(くれ)の槙原政吉ゃあ、ちっとは知られた男で!」

仁義かるた<く>.jpg

<第五作 / 槇原政吉(田中邦衛)>

出た~~、田中邦衛!!この作品における「悪党キャラ」の一人。
でもいかんせん面白い。だって…、邦衛なんだもん…。

第五作目の邦衛は老年バージョン。
一作目から比べると、すっかり老けちゃいました。
(あくまでもメイクだけどね)

そんな邦衛が「ナメてもらっちゃ困る」とばかりに、
ビシッとカッコつけた際の名セリフ!
もちろん邦衛節炸裂の、あの口調である。
(目をひん剥いて、口をひょっとこ風に!)

飲み会とかで「田中邦衛のモノマネやりま~す!」
とか言って、このセリフを言うヤツがいたら惚れる。
(モテ男は「ほたる…、純…」くらいの、
つまんね~セリフしか言わないからイライラするぜ)

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<け>「喧嘩相手に金貸すバカ、どこにおる!このボケ!」

仁義かるた<け>.jpg

<第四作 / 武田明(小林旭)>

山守組の武田(小林旭)は、
熾烈な抗争相手である打本から電話を受ける。

この電話に出る時の武田が最高なんだわ。
「武田じゃ!」と一言!かっこええ~。
挨拶がいきなり「武田じゃ!」だもんなあ~。
小林旭だからこそ醸し出せるオーラ。

電話相手の打本は親分のくせに抗争には及び腰。
血気盛んな若い衆の殴りこみを密告!!
そして「もしそっちが助かったらよ…、
二千万円ばかり融通してくれ」と借金を頼み込むのだ。
そしてこの武田のツッコミが大爆発。

映画館で『仁義なき戦い』を見た事があるのだが、
(深作欣二追悼企画の時)
このシーンでは館内が大爆笑に包まれました。

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<こ>「ゴロ売るなら、もちっとマシな売り方せえや!」

仁義かるた<こ>.JPG

<第一作 / 有田俊男(渡瀬恒彦)>

今やすっかりダンディな渡瀬恒彦。
70年代の頃はギラギラした狂犬キャラ!

当時「芸能界ケンカナンバー1」なんて言われてました。

そんな渡瀬演ずる有田のドスの効いた声は、
マジで怖いぜ!!目つきの鋭さがホンマモン並みですもの!

ちなみに「ゴロ」とはケンカの意味。
こういったスラングもまた作品の魅力の一つである。

他にも、

訓録(くんろく)=キツく言って聞かせる。
道具=拳銃。
飛ぶ=ターゲットを殺しに行く事。
絵図を描く=その計画。
トる=相手の命を取る事。
トラれる=殺られる事。
こんな=お前。
プーヤ=野球賭博師。
チンコロ=密告。
ションベン刑=刑期の軽い罪。
シゴウする=ヤキを入れる。
ぶしゃげる=ヤキを入れる。

…などなど、いっぱい出てくるぞ。
「仁義語辞典」でも引きながらじゃないとわからん!
これらのスラングや方言は、何度も何度も繰り返して見てると、
知らないうちに意味が理解できてくるから不思議。
脳の中が「バイオレンス・モード」になっちゃうよ!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<さ>「ササラモサラにしちゃれい!」

仁義かるた<さ>.jpg

<第五作 / 市岡輝吉(松方弘樹)>

この作品は広島弁を基盤とした、「仁義語」とも言うべき、
独特の言語でのセリフが飛びかう。一回聞いただけでは理解できないくらい。

ちなみにササラモサラは「メチャクチャにしてしまえ!」というニュアンスである。
男性ホルモン異常分泌者にのみ通ずる言語感覚!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<し>「しゅっぱぁ~つ!」

仁義かるた<し>2.jpg

<第三作 / 槇原政吉(田中邦衛)>

さあ~殴りこみに行くぞ~!と、やけに張り切る邦衛!!

だが張り切ってるのは邦衛だけ…。
仲間の文太、山城、成田三樹夫らが、
「一人で行けや!」と豪快に裏切り!!

このキャラ…。まさに「青大将」そのもの!!

こんなにノリノリだったのに…。
まるで「大正漢方胃腸薬」のCMダンスのような軽やかさ!!

仁義かるた<し>3.jpg

今にも「食べる前に飲む!!」と絶叫しそうなこのクニエ・フェイス。

裏切られた邦さんは「ええっ!?」と泣きそうな顔で、
「じゃあ…、ワシもやめるわい!」と言い、
周りの若い衆から「そりゃないぜ!」とばかりに止められ、
赤っ恥をかくのであった。

ど~しても華やかな笑いを取っちゃう邦さん…。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<す>「スイス製の何十万もするモンで!」

仁義かるた<す>.JPG

<第二作 / 松永弘(成田三樹夫)>

村岡組の若衆となった北大路欣也に、
ポンッとロレックスをプレゼントする村岡親分。

それを見た若頭の成田三樹夫が、クールな表情をキメながら欣也に言う。
「ええの貰(もろ)たのう!それはスイス製の何十万もするモンで。
おやっさんはの、ああゆう腹のふと~いお方よ!」

この際の三樹夫口調が独特で、思わずマネしたくなる!
欣也は感動で涙するのだが、
その後の村岡親分は自己保身のために欣也を利用し尽くし、
やがて破滅への道を辿らせる、実はセコい男だった…。

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<せ>「政治結社や言うても、ヤクザはヤクザですけのう!」

仁義かるた<せ>2.jpg

<第五作 / 松村保(北大路欣也)>

現・ソフトバンクお父さん犬の北大路欣也。
若い頃のギラギラしたパッションが、実に魅力的でございます!
親分・小林旭に向かってもこのド迫力!

最終作「完結編」において、文太や旭に代わる新世代のヤクザとして活躍。

ヤクザも時代の流れによって「政治結社」となり、
右翼団体としての活動を余儀なくされるが、
それでも「ヤクザはヤクザ!!」と欣也が吼える!

長セリフを早口でまくしたて、なおかつ怒気を含ませる芝居なのだが、
完璧にこなす北大路欣也の姿に脱帽。

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<そ>「そがな昔の事、誰が知るかい!」

仁義かるた<そ>.JPG

<第一作 / 山守義雄(金子信雄)>

すっとぼけたフェイスで過去の悪事を「誰が知るかい!」
と言ってのける山守親分!そして腰巾着の邦衛!!

いやあ~最高に憎たらしい!(笑)
『仁義なき戦い』における二大悪党である。

この二人のセコさのおかげで主人公・文太はいつも、
苦虫を噛み潰したような表情にならざるを得ないのだ。

文太の兄貴分・若杉(梅宮辰夫)は警察との格闘の末に射殺。
その居場所を「チンコロ(密告)したのはおどれらか!」と、
任侠ヒーローのような台詞回しで責める文太!

仁義かるた<そ>2.JPG

そんなカッコイイセリフを「知らん」とかわす金子信雄!
普通の映画ならば悪役はこのままヤラれてしまうのだが…。
結局「完結編」まで生き延びちゃうという憎々しさ!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<た>「タコのクソ、頭にのぼりやがって!」

仁義かるた<た>3.jpg

<第三作 / 広能昌三(菅原文太)>

子分をボッコボコにしつつ、
このセリフを叫ぶ文太!!まったくもって意味不明!

言葉の意味はわからんがとにかくコワイのは確かだ。

「たわけた事言いやがって!」
「頭に血がのぼりやがって!」といった意味と思われる。

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<ち>「ちょっと寝たら帰るけん…。ここにキスして…」

仁義かるた<ち>2.jpg

<第二作 / 上原靖子(梶芽衣子)>

『仁義なき戦い』にふさわしくないセリフ!
シリーズ通して「唯一」と言っていいほどの恋愛要素は、
梶芽衣子と北大路欣也が担当。

サスガ、イケメンの欣也!
他のメンバーがひたすらに野獣道を行く中、
一人だけモテモテキャラでございます。

欣也に「ここにキスして…」とおでこへのキスを要求。
最初は遠慮する欣也だったがムリヤリさせられ、
一気に歯止めが利かなくなり暴走!!
「ダメ!」と止める梶芽衣子にビンタし、
強引に行っちゃいます。もちろんアッサリ受け入れる女。

男だったらガマンが利かなくなるのは当然です…!
広島弁のセリフも最高に色っぽい。
それにしても深作欣二のセックス描写は梶原一騎的だ。
実にアニマル。実にサディスティック。

当時の梶芽衣子はバリッバリの美人である。
切れ長の目に高い鼻。クール・ビューティと呼ぶにふさわしいでしょう。

そりゃあ~タランティーノも惚れるわ!
(つい先日も「起用したい女優は?」の問いに、
「メイコ・カジ!」と即答してたな…。)

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<つ>「付き合いきれんわい…!」

仁義かるた<つ>.jpg

<第五作 / 氏家(伊吹吾朗)>

刑務所の中にいる広能(文太)の、
留守を預かる若頭・氏家を演ずる格さんこと伊吹吾朗!

若い衆を抱えて一生懸命、おかんのように組を切り盛りだ。

ある日、時代遅れのイケイケヤクザ市岡(松方)が訪問し、
「お前ら、やれやれ!やりあげちゃれい!」と、
不気味フェイスで抗争をけしかける。

そんなキ○ガイ松方が帰った後、
「10年前とおんなじ気分でおってじゃけん。
付き合いきれんわい!」と吐き捨てるように、
あの低くこもった声で愚痴る吾朗であった。

最近はバラエティや戦隊シリーズ出演など、
この当時の迫力がウソのような幅広さで活躍中!

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<て>「テンプラがバレやせんかのう?」

仁義かるた<て>.JPG

<第一作 / 若杉寛(梅宮辰夫)>

殺人をした後、警察から逃げる梅宮。学ランを着て学生に変身!!

「テンプラ」とは隠語で、ニセ学生の意味(衣を着てる)

無理あるわ~。どう見ても不良番長そのものなんだもの!
この当時の辰兄ィは既にアラフォー。

それを見た辰兄ィの情婦は「似合ってる」とか、
「本物の学生みたい」とかメチャクチャな事を言ってくれます。
…いい加減にせいよ!!

ヤクザ映画の魅力は「彼女」「恋人」「妻」ではなく、
「情婦」といった言葉がバンバン出てくること!
何か…オトナの映画って感じでオシャレだね♪

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<と>「飛んでみんかい?」

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<第三作 / 西条勝治(川谷拓三)>

倉元(渡瀬恒彦)を炊きつけて、
「槇原(邦衛)を殺せ!」とけしかける兄貴分・川谷拓三!

暗殺する事を、仁義用語では「飛ぶ」と言うのだ。

第一作で狂犬ヤクザを演じた渡瀬恒彦が、
ヤクザになりたての童貞な若者を演じちゃうのもスゴイ。

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<な>「なめられとったらプーヤは終(しま)いで!」

仁義かるた<な>.jpg

<第四作 / 藤田正一(松方弘樹)>

プーヤ=野球賭博師!
観客席でファン相手に勝敗を賭けさせます。

舞台は広島市民球場!ガラの悪いファン達にナメられる小倉一郎…。
(小倉一郎って若い頃も現在も、一貫して「気の弱い男」を演じ続けてますね!
まさに元祖・草食男子!)

そんな一郎に藤田(松方)が拳銃をプレゼント!
「今度アヤつけられたら、かましちゃれい!」

こんな堂々たる野球賭博が行われていたのは戦後すぐ。
カープが超・激弱(げきよわ)だった時代だ。
(エースの長谷川良平が一人で頑張ってた)

それゆえにプーヤは「広島にハンデ」をつけちゃってます!
小倉一郎は「広島に3点ですけん」
松方は「ウチは2点。甘かったかのう…」

つまりカープは最初から「0-3」や「0-2」という、
リードをされた状態のスコアで計算されるという事。
…そんなに弱かったのか!!
という当時の球界情勢も見えてくるのが実に面白い。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
<に>「女房が…腹に子がおって…」

仁義かるた<に>2.JPG

<第一作 / 槇原政吉(田中邦衛)>

「今からみんなで殴り込みじゃ!」と、文太&梅宮が男気を発揮する中、

「他にも方法があると思うんじゃが…」と、
全員が全員、ビビりまくりで怖気づく。

田中邦衛演ずる槇原は、得意技の嘘泣きを炸裂させる!
「自分は命など惜しくないが、
女房の腹に子供がいて、それを思うと…」
といった内容の泣き言を、ドアップで言うのだ。

そして文太に「わかったわかった。お前は帰れ」
と言われ、そそくさと逃げていく邦衛…。

その後の金子信雄の、
「外道がひょっとこ面しおって!頼りにならんいうたら…」
というアドリブセリフもポイント高し!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ぬ>「ヌードスタジオに売り飛ばされた事、まだ忘れとらんのよ」

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<第四作 / 三重子(渚まゆみ)>

元カレ(というか元、情夫)の福田と再会した三重子。

かつてヌードスタジオに売られた恨みを持ちつつも、
すぐに復縁カーセックス!…すさまじいまでの節操の無さを発揮!

渚まゆみは深作映画の常連女優。独特の気だるげな雰囲気が魅力的。
どの作品においても尻軽女を演じてくれちゃってます。
(でも『人斬り与太』の娼婦役の純愛には泣けた…)

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ね>「狙われるもんより、狙うもんの方が強いんじゃ」

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<第一作 / 広能昌三(菅原文太)>

かつては仲間だったのに、
時の流れと共に敵対関係になってしまった文太と松方…。

「ワシら…どこで道、間違えたんかのう…」と、
極道から足を洗いたいという本音を漏らす松方に、
「そがな考えしとったら、隙が出来るぞ」と、
文太のこのセリフが飛び出すのだ。
強いのは、チャレンジャーの方であると!!

色んなスポーツを見てると、この言葉がいつも脳裏をかすめる…。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<の>「無(の)うなったら、えらいこっちゃけんのう~」

仁義かるた<の>.JPG

<第一作 / 広能昌三(菅原文太)>

指を詰めるハメになった文太。

ヤクザ映画ではおなじみのシーンだが、
『仁義』では一味違うリアリズム描写。

何と自ら包丁でブッちぎった小指が行方不明に!
「無くなったらえらいこっちゃ~」と、
みんなで小指を探すドタバタっぷり。

この作品、随所随所にコントっぽいシーンが多数!
そのたびに映画館が爆笑に包まれておりました…。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<は>「半殺しは可愛そうじゃけのう!」

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<第四作 / 江田省一(山城新伍)>

山城新伍が演じる江田は、単細胞でキレやすく、
ポリシーが無くて大物にベッタリ、
そして女狂いという、トンでもねえキャラ!!

山城の持つ「大物感」と相まって、
実に怖ろしく面白いキャラになっている。

このシーンでは車の中から抗争を高見の見物。
しかもお菓子をポリポリしつつ…。
半殺しは可愛そうだからひと思いにトドメをさしてあげろ、
という親切な命令を子分に下す新伍ちゃん。…豪快!

そして子分(演ずるは誠直也)は、髪をつかんでこのメンチ!!

仁義かるた<は>2.jpg

すさまじき鬼の形相で相手のヤクザをブッ殺す!!男の顔だぜ…。
この誠直也さん、後に正義のヒーローを演じます。
(ファイヤーマン、アカレンジャーなど)

ヤクザ映画→子供たちのヒーローという転身っぷりは、
現在のイケメンヒーローとは何もかも正反対だ…。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ひ>「広島極道はイモかもしれんが、旅の風下に立った事は一遍も無いんで!」

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<第四作 / 武田明(小林旭)>

マイトガイこと小林旭はヤクザ映画でもカッコイイ!

「広島の極道は広域ヤクザの軍門には下らん!
地方には地方のプライドがある」という内容の、
ヒロイックなセリフをゆっくりとクールに甲高い声でキメるアキラの雄姿!

登場人物の中で最も理知的な男。
他の連中があまりにも頼りにならなくて可愛そう…。
(金子信雄、山城新伍、田中邦衛、室田日出男など)

たった一人で文太と一生懸命対立し、
しかも平和的に解決しようとして右往左往。
貧乏クジばっかり引かされるのだ。

この作品中における「カタギに見えない人ランキング」の、
上位に間違いなく食い込むね、小林旭は!
あの歩き方、あのファッションセンス、あの巻き舌…。
普段からカタギじゃないようなオーラが出まくってるもんね…。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ふ>「ぶっちゃけた話するけどな。今、広島で構えてるのはあんただけなんやで」

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<第三作 / 宮地輝男(山本麟一)>

任侠映画や時代劇で、いわゆる「ラスボス」(最強の敵)を担当して来た山本麟一。
『仁義~』では広域暴力団組織の幹部を演じて、サスガの貫禄を見せ付けた!

関西の大暴力団組織の幹部である宮地は、
抗争相手の広島ヤクザ達を眼力とオーラで押さえつける!

他の面々はみんな文太に黙って白旗宣言!
山城新伍は電話で「ワシはやる気は無い」
成田三樹夫は四国に逃走して超スマイルで芸者遊び。

そして田中邦衛は、ウソ泣きをして命乞い!セコさ大爆発!!

仁義かるた<ふ>2.jpg

純と蛍も、こんな人は尊敬しません!

一人だけ臨戦態勢だった文太はこの事実を聞いて、
呆れまくってしまうのであった…。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<へ>「ヘビはナンボ切られても、頭さえ残ってりゃあ生き返るんです」

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<第四作 / 竹本繁(黒沢年男)>

「♪時には娼婦のように~」
最近ではすっかりバラエティでお馴染みの黒沢年男!

一緒に殴り込みに行く親分の文太に懇願。
「おやっさんはここに残ってください」と。
ヘビの頭と同様、親分は最後の砦なのだと…。

だがやがて文太は逮捕!
悲しみの年男は暴走しまくって白昼堂々、暴れまくり!
若き日のギラギラした年男のワイルドさに燃えるね。
アフロっぷりも凄まじかったもんなあ~。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ほ>「ほうじゃけん、ワシらはナメられとるんじゃ!」

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<第四作 / 谷口(小林稔侍)>

まだ脇役時代の若き小林稔侍。ラーメン屋台にて、
大人にナメられる若者の苦悩を豪快にブチまける!!

この叫びは、稔侍の役者としての叫びそのものかも!
ギラギラした眼力を発揮しまくりだ。

深作欣二映画などで台頭を表し、やがてスター街道へ。
毛髪もすっかり人工的なテイストになっちゃいました!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ま>「マブイスケ抱くために生まれて来とるんじゃないの!」

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<第二作 / 大友勝利(千葉真一)>

千葉ちゃんによる青年の主張!
「ワシらはウマイものを食って、マブイスケを抱くために生まれてきた」
…まったくもってその通りです!(この顔にはNoと言えん…)
本能のままに生きる男、大友!男なら誰もが憧れる!

常にタマキンをボリボリしながら豪快に笑い、
アグレッシブ過ぎる身のこなしで、
スクリーンに飛び跳ねる千葉ちゃんの雄姿に燃えるぜ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<み>「神輿が勝手に歩けるいうなら歩いてみいや!オウ!」

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<第一作 / 酒井鉄也(松方弘樹)>

おそらく日本映画史に残る名セリフ!
『仁義なき戦い』という作品の象徴的セリフでもある。

親分である山守に反旗を翻した松方の下克上宣言がコレだ。
笠原脚本、抜群の切れ味だぜ!

やがて松方は山守親分を蹴落としてトップに立つが、
多くの者に狙われる立場に。そして文太に弱音を見せた直後、
山守のヒットマンにおもちゃ屋の店先で殺害される。
これまた日本映画史上に残る、名「殺られシーン」である。

松方弘樹は合計三回『仁義なき戦い』の中で殺されたが、
その都度、クドイ死にっぷりを見せてくれてますよ♪

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<む>「ムショの病気にかかってるんで!」

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<第五作 / 市岡輝吉(松方弘樹)>

第一作の酒井役では、頭脳派キャラだった松方。

第五作の市岡役においては、
酒井のような弱みも無し!悩みも無し!知性も無し!

まさにアニマルのような男を演じて、
我々観客を大爆笑の渦に巻き込んでくれました。
「絶対この人、顔で笑わせようとしてるよ!」と、
叫びたくなるほどの顔面パワー炸裂。

刑務所に入ってる兄貴分の文太と面会。
ヤクザ抗争の切なさ、やるせなさを嘆く文太に対し、
「ムショの病気」の一言で片付ける豪快さ。
「な~んも心配いらん!イヒイヒイヒ!」と、
知能ゼロっぷりをスクリーンにぶちまける!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<め>「面倒起こすのもいい加減にせえよ!」

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<第二作 / 江田省三(山城新伍)>

誰の周りにもいるよね、面倒くさい人って…。
そんな人間に対し、自分はいつも山城口調でこのセリフを叫びます!(心の中で)

ちなみに面倒ばっかり起こしてるのは千葉真一演ずる大友。
ルール無視!逆ギレ!破壊活動のオンパレード!
そりゃあ~新伍ちゃんもキレるわ。

このシーン、新伍と千葉ちゃんが芝居してる背後で、
脇役時代の川谷拓三と志賀勝がメンチの斬り合いをやってます。
とてつもないド迫力っぷり!スターたちよりも目立っててカッコイイ~。

この後二人は倉本總によってお茶の間に投下され、
ブレイクを果たす!(「前略おふくろ様」)

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<も>「もう舞台は回って来んど!」

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<第四作 / 川田英光(三上真一郎)>

小倉一郎の肩を抱き、不気味な顔でこのセリフ。
「ここらで男にならにゃあ、もう舞台は回って来んど!」

川谷拓三の「飛んでみんかい?」のセリフと同様、
つまりは「殺(や)れ!」という意味である!

怖ろしい~。ブルブル震える小倉一郎だが、
男になる事を決意し、お世話になってる松方弘樹を射殺!
またしても目をひん剥いてクドさ爆発で死ぬ松方であった…。

日常における使用頻度も高いセリフです!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<や>「山守さん、弾はまだ残っとるがよ…」

仁義かるた<や>.JPG

<第一作 / 広能昌三(菅原文太)>

爆発的大ヒットとなった第一作のラスト。文太がカッコよくキメる!
悪の元凶である山守親分を倒すことなく、
「弾はまだ残っている」という、内に秘めた怒りを表明するだけの文太。

結局シリーズ最終作まで山守は生き残り、
最後も悠々自適のセクハラ三昧。
文太は逮捕されて煮え湯を飲まされ続ける…。

「悪が最後まで生き残る」という、
今までの任侠映画には無いパターンであり、
何ともモヤモヤした気持ちにはなる…。
でも演じてるのが金子信雄だから、許せちゃうんだけどね!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ゆ>「弓引くようなマネは、できゃぁ~せんよ」

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<第三作 / 打本昇(加藤武)>

広島では山守に次ぐ実力者の打本親分。
金子信雄のコントチックな芝居に対抗し、
演じる加藤武も負けじとコントチック!

子分から呆れられるほどにセコく弱気な打本は、いつも抗争に消極的。
そのダメダメさが、更なる抗争を招くという悪循環っぷりだ。

兄弟分が殺されてリベンジをしなければいけない立場の打本は、
文太、小林旭、成田三樹夫らに決意を促されるが、
広島の村岡親分に迷惑かけると言ってこのセリフ。
その場が一気にしらけてしまうのである。

いや~良いわ、加藤武。
「金田一シリーズ」の刑事役でも有名な名優だけど、
この作品の打本役はひたすらダメ人間で、実に最高!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<よ>「よ~し…。おんどれらも吐いたツバ飲まんとけよ!」

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<第四作 / 岩井信一(梅宮辰夫)>

ひたすらカッコ悪い打本と対照的に、
ひたすらカッコ良いのが梅宮辰夫だ!

「おんどれらも吐いたツバ飲まんとけよ!」という、
ドスの効いた脅し文句は、ヤクザ映画史上トップレベルの名セリフであろう。
後に『ビーバップ・ハイスクール』でもマネされたほど。

いつも関西の大組織、明石組の若頭として、
カッコイイセリフを吐きまくってくれる。
しかも眉毛を剃り落とすという衝撃的なフェイスで!
(幼児期のアンナが、この顔を見て号泣したらしい)

辰兄ィの演じるキャラは『前略おふくろ様』においても、
『スクール・ウォーズ』においても、
いつも重要なポジションで、物語のキーとなるセリフを言う、
とてつもなく存在感のある役ばかり。

それもこれも、梅宮から醸し出されるオーラが凄いからだろう。
何とも言えぬ大物感があるもんね…。
辰兄ィが所有してたクルーザー「番長号」に乗りたいぜ!
(おそらくかなりの乱痴気騒ぎが繰り広げられていた事だろう!)

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ら>「トるんなら、何でこのワシをトりに来んのなら!」

仁義かるた<ら>.jpg

<第二作 / 松永弘(成田三樹夫)>

<ら>で始まるセリフが見つからなかったので、
語尾に印象的な<ら>が付くセリフで。

親分の命令で、無実の小池朝雄を殺してしまった北大路欣也。
その事実を知り愕然とする欣也…。

そして親分の悪の本心を知りつつ、
欣也に隠していた成田三樹夫が悔恨の叫び!
何でオレを殺しに来なかったのか、と…。
ひたすらに可愛そうな目にあう北大路欣也である。

成田三樹夫はクールで理性的で、
この作品における数少ない、主人公・文太の味方でもある。
カッコイイよな~。阪神の能見にチョイ似だよな~。

この後、松田優作の『探偵物語』などで、
コントチックな芝居をするミッキーもステキでした!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<り>「略式ですけん」

仁義かるた<り>.JPG

<第一作 / 大久保憲一(内田朝雄)>

山守と親子盃を交わす若者達!
媒酌人の大久保親分は「時節柄、略式ですけん」と、
戦後すぐの物資が無い状態での、簡易的な盃である事を広島弁で説明する。

いや~やっぱヤクザ映画といえば盃を交わすシーンだね。
任侠の世界は神道!カタギの我々にとって未知の世界なので、興味深いです。
東映映画の任侠のしきたりシーンはガチンコ!
(本職の人をアドバイザーに使ってたらしい)
…迫力があり過ぎて怖いぜ!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<る>「留守の間に外堀も内堀も埋められてしもうてのう」

仁義かるた<る>.jpg

<第五作 / 広能昌三(菅原文太)>

…この座り方!!イスの先端にケツを置き、
長い脚を組むのではなく、乗せる感じ!!

いやあ~~最強に怖いわ。こんな人にこんな座り方されたら、
ビビって動けなくなるね。眼帯というギミックもド迫力!

出所してきた小林旭は、若手に親分の立場を取られそうな状況。
それを指してのセリフがコレだ。

これまた、日常的に使用頻度の高い仁義セリフ。

『ガンダム』のセリフはどれも名セリフで、
いつも色んなネタになってるけど『仁義』もまったく同様!
是非とも「仁義なき戦い・名セリフ日めくり」
なんかを出してもらいたいもんですよ!物騒だけど!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

<れ>「レース場にダイナマイト!」

仁義かるた<れ>2.jpg

<第二作 / 浅野(八名信夫)>

<れ>のセリフが無かったので強引に作成。

広島のオートレース場にダイナマイトを仕掛けるのは、
我らが青汁!八名信夫!!

でもアッサリ見つかって山城新伍らに壮絶リンチ。
なのに「知らん」の一点張り&逆ギレ!

親分の千葉真一と共に、気持ちいいくらい大暴れ。
抗争相手の経営する売春ホテルの「ロマンス」にも、
「前夜祭じゃ~!」と言ってダイナマイトをブン投げる!
その豪快さ…、男前だぜ…!

元プロ野球選手の八名さん。
北海道日本ハムファイターズのOB会に所属しております。
「13 YANA」っていうユニフォーム作って、
札幌ドームに観戦に行っちゃおうかな!

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<ろ>「どうせそこらのボンクラじゃろ~」

仁義かるた<ろ>.jpg

<第三作 / 打本昇(加藤武)>

ここもまた、語尾に<ろ>の付くセリフで。

親分に挨拶をして来たチンピラ。
「ありゃ誰ない?」と聞く文太に、
「どうせそこらのボンクラじゃろ~」と打本。

でもその正体はヒットマン(奈部悟)!
結局、兄弟分がそのボンクラに殺られてしまうのだ。

それにしてもこの「ボンクラ」という響き!たまらん。
自分もブログで何度使用して来たことか…。
自らを称するのに最もふさわしい名称でございます。

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<わ>「ワシのゼロ戦よ!」

仁義かるた<わ>.jpg

<第二作 / 山中正治(北大路欣也)>

特攻隊志願だったものの結局戦争には行けず、
「生き延びてしまった」という感覚を持つ山中。

そんな山中にとってのゼロ戦は拳銃だ。
しかもコレ、キャバレーで女たちに見せ付けてます。
下ネタの際にも使用したいセリフですな!

第二作での北大路欣也は、悲劇のヒーロー。
まるで矢吹丈のように鬱屈とした青春を、
ヒットマンとして過ごし最終的に灰となって散って行く…。

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<を>「オメコ芸者!わりゃあ黙っとれ!」

仁義かるた<を>.jpg

<第四作 / 江田省一(山城新伍)>

強烈なセリフですなあ~。超ド級のセクハラ!!
「チョメチョメ」という言葉で隠したいほどに凄絶です。

シナリオにはこのセリフはナシ。
つまりアドリブ!新伍ちゃん、サッスガ~。

他にも誠直也の「このクソ袋!」っていう、
これまたハルマゲドン級のセクハラ発言も見逃せません!
(サスガにシナリオのみ。作中では聞き取れなかった)

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<ん>「……」

仁義かるた<ん>.jpg

<第三作 / 明石辰男(丹波哲郎)>

最後の<ん>は無音。
徹底して無言を貫いた明石組長の丹波哲郎!!

この作品における最大にして最強の大物の役である。
こういった「大ボス」の役はいつも丹波!
(『宇宙からのメッセージ』の地球連邦軍総帥とか、
『野性の証明』の自衛隊長官とか…)

丹波哲郎は強烈なオーラで明石組長を演じた。
なんと、セリフはゼロ!!一切しゃべりません。

座ったり立ったりするだけでオーラを撒き散らし、
「何だかよくわかんないけど、スゴイ」
という印象を残すのであった…。
丹波哲郎だからこその説得力と言えましょう…。

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ってことで。
小林旭が「もう殺(と)る、殺(と)られるは飽いたわい…」
とおっしゃってるので、この辺でかるた大会を終了いたしましょう。

まだまだ名セリフがたくさんある『仁義なき戦い』なので、
ネタは尽きないのだが…!

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posted by 一番星、 at 17:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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